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ゲーム回顧録「ブルースティンガー」

2008/05/20 (火)  カテゴリー/ドリームキャスト回顧録

【ブルースティンガー】DC/1999/セガ


皆さんはイライラするけど面白いゲーム、
というものに出会った事があるでしょうか。
ある。という方、
それはイライラする理由が納得できる面白いゲームですか。
それとも、〇〇には納得いかないけど面白いゲームですか。

この二者には大変な違いがあるのをお分かりでしょうか。
後者は、イライラする理由がマイナスにしか働いていない。
つまり、大きな欠点があるものの、それを補って余る程に他の部分が面白い物。
例として「オブリビオンは文字が読みにくくてイライラするけど面白い。」
「ピニャータは庭が小さくてイライラするけど面白い。」

前者はイライラする部分自体が面白いと思う理由になっている。
例として「不思議なダンジョンシリーズは死ぬと
全部なくなっちゃってイライラするけど、そこが面白い。」
お分かりいただけたでしょうか。


ここからが本題です。
つい先日、本作「ブルースティンガー」をやり直しました。
正直な所タイトル名、パッケージ、パラサイトイヴぽいゲーム、結構遊んだ、
くらいしか覚えていなかったので、思い出したくてプレイしました。

最初に驚いたのは、グラフィックの綺麗さ!
もちろん360やPS3とは比較できるものではありませんが、
映像によるストレスを感じない…一世代前のハードである事を忘れる程綺麗でした。
(DC初期作品ではトップクラスかと思います。)


次にストーリーですが、
全体が研究施設になっている島。
その近海をボートに乗り、知人の船頭と釣りを楽しむ主人公エリオット。
その時、島に巨大な隕石が落ちてきます。
島から爆煙があがったと思ったら一筋の光が差し、
半円状のフィールドを形成し、広がっていきます。
フィールドはエリオットの乗った船体の半分まで飲み込んだ所で固着。
なにが起きたかわからない内に、青白い光がふわふわ飛んでくると
船頭が作っていたボトルエンジェル(ボトルシップの人形版)に乗り移りました。
その光を追うようにして飛来する異形のモンスター達…
意識を失い、島に漂着したエリオットは管理センターに無線で連絡を取り、
島内の探索を始める。
雰囲気としてはバイオハザードをファンキーにしてSFにして、
セガが作った…良くも悪くもセガっぽいです。


そしてシステム面。
ここから冒頭の「イライラするけど面白いゲーム」に繋がる訳ですが、
本作には多くの特徴的なギミック、美点があります。

1:シームレス(画面切替がない)でローディング時間が全くない

2:エリオットと船長のドッグス、いつでも二人を切り替えて操作できる。

3:40%程体力を失うと腹を抑え、足を引きずり、動きがに鈍くなる。
70%失うとさらに鈍くなる。

4:回復アイテムを使用しても、食事の動作でしばらく硬直し、
食事前半中にダメージを負うと、回復しない上にアイテムを失う。

5:カメラはパラサイトイヴ1方式の定点カメラが3割、
バイオハザード風の主人公の背中を追うカメラが7割。
せまい通路では後者のカメラが相当動き回る為に、
最初の難関スーパーマーケットで3D酔いを起こし易い。

6:武器の用途、効果、グラフィックが全て違う。
武器の種類が非常に多く用意されているが、
単純なパワーアップではないので使い分け推奨。
ナパームは植物に強い、ハンドガンは水中で撃てる唯一の武器、
ビームガンは貫通する、レールガンは吹っ飛ばし効果が高い、
等非常に多種多様な上に絶対性もないので、好みで使っていける。

7:救助イベントが発生するとカウントダウンが始まる。
救助に失敗しても支障はない、成功すると高価なアイテム等がもらえる。

8:※いまさらではあるがネタバレの為反転※
イベントアイテムの使用にひっかけが用意されている。
例:冷凍室が冷やされ過ぎダメージを受ける、そしてドアが凍っている→
制御室のパネルには暖-冷-急冷があり、急冷になっている→
暖にするとドアは開くが、温まりすぎてダメージを受ける、
そして冷凍されたモンスターが解凍さる。→
冷にするとドアは開き、モンスターも凍ったまま。


9:※いまさらではあるがネタバレの為反転※
パワーアップのインフレではなく、危機を好機に変える機転を再現している。
エリオットがモンスター化してしまうウィルスに侵される事態が発生→
密室に閉じ込められる→カウントダウン開始→
モンスター化したエリオットでダクトをよじ登り脱出。
ダクト移動能力によってマップ構成が激変する。


上記の項目こそイライラさせる原因であり、
だからこそ納得できた時に面白いゲームだと感じさせる装置ではないでしょうか。
さらに言えば、
大半のゲームソフトが抱える、
リアリティの欠如、名作ソフトの追従劣化を払拭する為の
一つの答えではなかったのかと思います。
今日び一つのソフトにこれだけ特殊なギミックが搭載されたソフトは
そうそうおめにかかれないのではないでしょうか。

パワーアップという安直なものではなく考えさせる、
新しいアイテムを拾い、使うだけでは解決させない。
ゲームソフトの原点ともいえるゲームブックの感覚を彷彿とさせます。



多くのレビューサイト等で単に「糞ゲー」扱いされていた為、
多少おおげさになりましたが、
かなり正直な感想です。




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テーマ : 懐かしのゲーム - ジャンル : ゲーム

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| | 2010/02/28 (日) 21:11

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