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ゲーム回顧録「クロノクロス」物語編

2008/06/23 (月)  カテゴリー/PSone回顧録

「ストーリーが難解、意味がわからない・・・」
「クロノトリガーのファンとして許容できない・・・」
レビューサイト等での酷評の数々を目の当たりにし、
自分でも「だいぶ遊んだ」以上の記憶がない事からはじめました、
「クロノクロス」再プレイ。

現在の所プレイ時間20時間を超え、
ゲームの作り、テーマや物語がなんとなく見えてきました。
その感想を。


※ネタバレあり。
※ここに記される物は私個人のレビュー、憶測の域を出ない物であり、
※物語の流れや理解等にはWIKIが詳細に補完しています。
※描かれていないバックグラウンド等については、
※書籍「 クロノ・クロス アルティマニア」という物があるそうですので留意してください。

前作「クロノトリガー」
「昔、あの時、これをしていたら違っていたんじゃないか。」
誰もが持つ後悔という物、その小さな後悔を、
過去、現在、未来、と時を移動する主人公達が正すことで世界を変えていく。
非常に夢と希望にあふれた内容であり、
行動と結果が明確に繋がった物でした。


本作「クロノクロス」はクロノトリガーにおける「結果」は「過程」だった、という事。
「クロノクロス」では時間を移動するのではなく、
10年程前から分岐したであろう
主人公が死んだ世界と主人公が死ななかった世界とを行き来する。


非常に衝撃的だった例として、
メインメンバーの女の子「キッド」が高熱で倒れてしまった時。
その熱はヒドラ沼に生息するヒドラの体液でしか治せない。
だがヒドラは10年前に絶滅してしまった生物。
キッドに残された時間はあまり無く、他の治療方法も見当たらない。
そこで平行世界に希望を見出す主人公達。

平行世界にはヒドラがまだ存在するものの、
ヒドラ沼に住むドワッフ族の弁では
「ヒドラは森の守り神であり、殺すと森は死んでしまい住むことができなる。」
悩みながらもキッドの為にヒドラを殺し、体液を入手する。
せめてもの救いとして、ヒドラは赤ん坊を残していた。

「クロノトリガー」ではこれを結果としたのかも知れない。
しかし「クロノクロス」にとって、これは「過程」に過ぎない。

ヒドラ沼で命を救われ、仲間となった妖精「ラズリー」。
ラズリーの故郷である「水龍の島」に立ち寄ってみるとそこではなんと、
死んでしまった森から新天地を求めにきたドワッフ族による大虐殺が行われていた!

結局ドワッフ族を退治し、ヒドラの赤ん坊が生きている事を教えると
彼らは元の森へと帰っていった。


これは、
プレイヤーから見た「善行」によって生じた「歪み」を描いた壮烈なワンシーンだった。
※この顛末もマルチシナリオの様だがこれほど凄惨な物が用意してある事自体驚きだ。

本来は消えてしまった生物を殺しただけでこれほどの余波が生じる事を考えると、
「クロノトリガー」で数々の奇跡を起こし、未来を変えてきた主人公達。
その歪みの大きさに悩まずにはいられない。


私は「クロノトリガー」の大ファンであり、クロノトリガーを軽く扱うつもりも、
馬鹿にするつもりもない。

「クロノトリガー」で描かれた物語は、
主人公達の栄光の日々を描いた作品だったのではないか。
「クロノクロス」では
さらにその先、悲しすぎる顛末を「パラレルワールド」だと断りを入れ、
可能性の一つだと言い切った上で描いたのではないか。


すっかりおぼろげな記憶になってしまい、
「確かやった事あったよな」なんて軽い気持ちでやり始めた本作。
物語の奥深さ、細やかな製作者の愛情を感じさせる逸品です。
やりなおしてよかった。
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テーマ : 懐かしのゲーム - ジャンル : ゲーム

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